JR九州 世界一を本気で目指す 「夢みる力が『気』をつくる」

JR九州相談役・唐池恒二氏が語る、ななつ星誕生秘話。世界一の寝台列車を目指した壮大な夢と、それを本気で信じ抜いて実現に導いた経営者の覚悟とは。

唐池 恒二(九州旅客鉄道 相談役)

「世界一」の夢を掲げ
本気で信じて動く覚悟

JR九州相談役の唐池恒二氏は国鉄(現JR)に入社後、赤字だった外食事業や国鉄崩壊後の鉄道会社を立て直し、2009年の社長就任後は九州新幹線全線開業を成し遂げ、豪華クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」を世界最高峰の列車に育て上げた経営者だ。その哲学は「夢みる力が『気』をつくる」という言葉に集約される。唐池氏はあえて「夢みる」「気をつくる」とひらがなで表記する。「みる」には「見」「観」「視」と、それぞれ異なる意味が重なり、「つくる」にも「作」「創」「造」といった多様な意味が込められているからだという。

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