帝国ホテル 「グランドホテルの進化」へ向け、京都に新拠点を開業

明治政府が筆頭株主になり、「国の迎賓館」として誕生した帝国ホテル。開業から長い時を刻み続け、ブランドを唯一無二の存在へと磨き上げてきた。そして現在は、さらなる「グランドホテルの進化」を掲げ、新たな取り組みを行っている。代表取締役社長執行役員の風間淳氏に話を聞いた。

風間 淳(株式会社帝国ホテル 代表取締役 社長執行役員)

業績が好調に推移
宴会需要も再び活況

1890年に「日本の迎賓館」としての役割を担い誕生し、日本のホテル業界を牽引してきた帝国ホテル。昨年は開業135周年を迎え、時代に合わせた形へと様々な変革を進めているなかで、2026年3月期の連結決算では純利益が前期比66%増と好調であることを示した。その背景には、当初は2024年度に予定されていたタワー館の解体・建て替えが2030年度へと延期されたことがある。

代表取締役社長執行役員の風間淳氏は次のように話す。

「計画の延期により、タワー館一部で実施していた客室の販売を全館に拡大するとともに、オフィス賃貸などの不動産事業も再開しました。帝国ホテルはグランドホテルとして、宿泊だけでなく、商業、オフィス、宴会やレストラン、外販など、様々な展開を行っていることが特色であり、従来の形を取り戻したことが要因です」

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