名商と連携し産業の裾野を拡大 宇宙に製造拠点を、まずはビールから
世界最小クラスのバルブやポンプを手がける高砂電気工業は、新しい事業の柱を求め、航空宇宙と再生医療に挑む。名古屋商工会議所の宇宙ビジネス交流イベントにも積極的に参加し、他社との協業を進める。浅井直也会長に、宇宙事業参入の経緯と「両利きの経営」の実践を聞いた。

浅井 直也 高砂電気工業 代表取締役会長
「一本足打法」解消に向けて
航空宇宙と再生医療に挑戦
高砂電気工業は、1959年に名古屋市で創業した専門メーカーだ。流体制御に欠かせないバルブやポンプで、顧客の要望に合わせてカスタマイズした製品を得意とし、医療診断や理化学、環境分析など、さまざまな分野で採用されてきた。
「主力製品のバルブやポンプの特長のひとつは、その小ささにあります。市販の工業製品では世界最小クラスのものがいくつもあり、近年はそれらを組み合わせたモジュールやシステムも手がけています」と代表取締役会長の浅井直也氏は説明する。
小型で精密なバルブを製造できる技術力が高砂電気工業のコアだ。写真は、「第10回 ものづくり日本大賞 中部経済産業局長賞」を受賞した宇宙機向け超小型高圧バルブ
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