スタートアップが集積するCIC Tokyo 強いコミュニティが変える世界

アメリカに本社を置き、世界各地にイノベーションセンターを展開するCIC。2020年10月には、東京都にCIC Tokyoがオープンした。多様なスタートアップと、彼らを取り巻く様々な業種・規模の企業が入居する日本最大級のシェアオフィスについて、CIC JAPAN会長の梅澤高明氏に話を聞いた。

梅澤 高明(CIC JAPAN会長)

アメリカ発、日本最大級の
スタートアップ集積地

――CICと、CIC Tokyoについて教えてください。

梅澤 CICは、アメリカのマサチューセッツ州ケンブリッジ発祥のグローバル企業です。正式名は、Cambridge Innovation Center。スタートアップおよび起業家の応援をミッションとし、シェアオフィスとシェアラボの両方を持つ新しい形の大規模なイノベーションセンターを世界の8都市に展開しています。

2020年10月にオープンしたCIC Tokyoは、CICにとってアジア初の拠点です。同種のイノベーションセンターの中では日本国内最大級。虎ノ門ヒルズのビジネスタワーに計6000平方メートルのフロアを持ち、現在、約280社の企業および団体が入居。その約2/3はスタートアップで、それを取り囲む形で、多様な方々にあまねく集まって頂いています。大企業のオープンイノベーションオフィスやCVC、スタートアップを主なクライアントとする弁護士、弁理士、会計士、マーケティングコンサルタント、ベンチャーキャピタル等の各種プロフェッショナル、そして大学関係者、自治体、海外政府の出先機関など。入居者はすべて、イノベーションを起こすことをメインミッションとするスタートアップ、あるいはスタートアップとの協業を行う方々です。

©CIC Tokyo

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