公務員アワード結果発表 生活保護担当者を支える通達総索引

8月16日にホルグが主宰した「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2022」で受賞者9名が発表された。同イベントは今年で6度目の開催。2017年から累計で、69名の全国の地方公務員が受賞している。

今年で6度目となる地方公務員アワード

本アワードの目的は「⾏政サービスの質を高め、住民がその恩恵を享受できるようにする」ことだ。残念ながら、地方公務員は成果を求めて行動を起こすと、多くの場合同僚に疎まれる。そして、成果を出しても評価や給与が大きく上がることは稀である。結果、個人としても、組織としてもリスク回避傾向が高くなり、挑戦しないことの合理性が勝る。

そこでアワードでは、受賞者から『成功事例』と『成果をあげるノウハウ』の2つを浮き彫りにした。前者は役所が重要視する『前例』となり、後者は個人が組織を動かす『ノウハウ』となる。この2つをシェアしていくことで、公務員の方々が成功イメージを持って挑戦できる環境が生まれることが理想だ。

開催にあたり最もこだわっている点は、業界内だけではなく、社会全体に向けて「すごい!公務員」の存在を発信していることだ。そもそも、福祉やインフラなどの業務は住民の人生に大きく関わるが、民間人がその好事例を知る機会はあまりない。しかし、これらが広く伝わると、真摯に仕事に向き合う公務員の価値が認められ、安易な公務員批判は減少する。それが挑戦しやすい環境につながり、役所はより質の高いサービスを提供可能になると考えている。

4つの企業から特別賞を受賞した大阪市の職員

アワード受賞者の1人で、過去最多の4つの企業から特別賞を受賞した大阪市役所の山中正則氏は、大阪市職員が過去に作成した資料を参考に、生活保護関連の通知や通達を平易なキーワードで検索可能な『生活保護通知・通達総索引』を2003年に復刻。その後、自身が生活保護担当から異動となった2016年以降も更新を続けている。

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