地域特集・岩手県 人を起点に、復興のその先を描く

東日本大震災から約13年が経ち、ハード面の復興はほぼ完了した岩手県。現在は県民の心のケアやコミュニティ形成支援などのソフト面の事業を継続している。製造品出荷額等は、2011年に震災の影響で1兆円台に下落したが、2018年には過去最高額を記録した。岩手県では現在、人口減少問題を最重要課題とし、GXとDXによって新産業の創出やスタートアップの集積を促進させ、それによるUターンやIターンを促すことを目指している。

 

CONTENTS

岩手県・達増拓也知事インタビュー

数字で見る岩手県

DXとGXを両輪に事業改革を推進
(岩山 徹 岩手銀行 代表取締役頭取)

先人の意思、受け継ぎ130余年
(辰巳 俊之 小岩井農牧 代表取締役社長)

地域と連携を図りながら交流人口の拡大に寄与
(鈴木 敦 IGRいわて銀河鉄道 代表取締役社長)

「災害に強い社会」の構築に取り組む
(笠井 健 北良 代表取締役社長)

水産業の自動化に挑むロボットベンチャー
(古澤 洋将 炎重工 代表取締役)

セルフ血液検査で病気リスクを判定
(清水 厚志 エピクロノス 代表取締役CEO)

「泊食分離」で観光業の改革に取り組む
(寺田 匡宏 八幡平DMO 代表取締役CEO)

新ブランドで伝える伝統工芸の魅力
(青栁 真 丸三漆器 代表取締役社長)

自律分散型の特性生かし、地方の課題を解決
(菅原 壮弘 SOKO LIFE TECHNOLOGY 代表取締役)