農林中金がJAバンク経営者フォーラム開催 新規就農支援やDX、防災など地域活性化の優良事例
(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2026年10月26日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)
農林中金は10月23日、東京・港区の品川プリンスホテルで「第5回JAバンク経営者フォーラム」を開き、植樹を通じた漁場環境保全活動に取り組む富山県のJF魚津、新川森林組合、JAうおづによる「農林水連携」など4つの優良事例を紹介した。
同フォーラムは、農業・くらし・地域におけるJAの役割発揮事例の共有と系統内への発信、JA経営者層同士の相互研鑽などを通じた意識変革の機会の提供を目的にしている。
主催者を代表して、農林中金の北林太郎理事長は「いずれも非常に参考になる事例であり、組合員、利用者から選ばれるJAバンクとして、また、農業、暮らし、地域を支えるJAとして大切な役割を果たしていかれる際、農林中金としても少しでもお役に立つべく一緒に取り組みを進めていきたい」とあいさつした。
優良事例は「農業」「くらし」「地域」「農林水連携」の分野から4つが紹介された。
新規就農希望者をJAが雇用
「農業」では、JA佐渡(新潟県)による「JAによる新規就農希望者への雇用・研修制度」が紹介された。同JAはI・Uターンを含む新規就農希望者を3年間JAで雇用し、業務や研修を通じた農業技術の習得、就農後の営農や生活への支援を行っている。これにより、新規就農者の確保や定着、持続可能な佐渡農業の実現を目指している。新潟県の普及指導センター、佐渡市、JAなどが連携し、移住相談や就農支援、定住後の生活のサポートまで一体的に対応する仕組みをつくった。JA金融事業部は、営農経済部門と連携して資金相談など金融面も支援している。
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