人工知能学会 安全でイノベーティブなAI活用社会を構想
かつてなくAIの利用が広まる中で、設立40周年の節目を迎えた人工知能学会。6月に開催された全国大会は、発表・参加者とも過去最大規模となった。さまざまな研究成果に加え、有識者がAI時代の研究・教育・産業の針路を議論。学会は人とAIの共生に向けた提言を発表し、挑戦する姿勢を掲げた。
国内の人工知能の研究者が一堂に会する人工知能学会の全国大会。2026年の開催は第40回となる節目で、6月8日からの5日間、Gメッセ群馬(群馬県高崎市)とオンラインで開催された。発表件数は1397件、参加者数は5200人超と、いずれも過去最大規模となった。

大会会場となったのは高崎市のGメッセ群馬。北関東最大規模の展示ホールでセッション、ポスター発表、企業展示などを実施
開会にあたり、大会委員長の小野智弘氏(KDDI総合研究所)は「挑戦」をキーワードに掲げた。また、オープニングに来賓として登壇した群馬県知事の山本一太氏は、製造業が県内GDPの約4割を占める群馬県が取り組む、デジタルクリエイティブ産業の創出について紹介した。小中高生が無料で3D動画制作などを学べる拠点として前橋駅前に開設した「tsukurun」と、12~18歳を対象とするデジタルクリエイティブ人材育成プログラム「TUMO」などで、AI時代を担う人材育成への意欲を示した。
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