PR TIMES プレスリリースの民主化を加速する

国内シェアNo.1、累計200万件を超えるプレスリリースが集まるPRプラットフォーム「PR TIMES」が、2024年度グッドデザイン賞を受賞した。プレスリリースの民主化を目指す株式会社PR TIMESのプロダクトグループ長・山田和広氏に同社の現況と未来を聞いた。

文・吉田 章絵(日本デザイン振興会)

山田 和広 株式会社PR TIMES
PR TIMES事業ユニット プロダクトグループ長

「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げるPR TIMESは2005年に創業し、2007年からプレスリリース配信サービスを開始した。今では利用企業数は10万社、配信数は月間39,000件を超えるほどの規模に成長している(2024年11月現在)。

「創業前は、プレスリリースを出してもメディアに上手く届いていない状況がありました。メディア側も1日に大量のリリースが届くため、ほんの一部しか取り上げることができず、多くの情報が埋もれていました」と山田氏は振り返る。

そこで同社は、メディアに取り上げられないプレスリリースにも価値があるという考えからサービスを開始し、誰もが直接アクセスできるプラットフォームを構築。

テキスト中心の仕様から、スマートフォンの普及をきっかけに、複数画像のアップロードや動画埋め込み機能などのアップデートを重ね、リッチコンテンツ化を実現してきた。その結果、現在ではメディアだけでなく、生活者もプレスリリースをニュースやコンテンツとして、日常的に活用する状況に大きく変化した。

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