松井一郎・大阪市長 万博開催を追い風に、未来都市・大阪を実現

2022年3月に実施された国家戦略特別区域諮問会議において、スーパーシティ型国家戦略特別区域として区域指定された大阪市。同市はスーパーシティ構想により何を実現し、どのような先端的サービスを住民に提供していこうとしているのか。市長の松井一郎氏に、今後の構想や意気込みを聞いた。

松井 一郎(大阪市市長)

「健康といのち」をテーマに
住民のQOL向上をめざす

――「大阪府・大阪市スーパーシティ構想」により実現をめざす社会のビジョンと、構想のポイントをお聞かせください。

大阪府と大阪市が提案するスーパーシティ構想では、「健康といのち」をテーマに市民が実感できるかたちで生活の質(QOL)の向上をめざすことを目標に掲げ、複数分野の先端的サービスの提供と大胆な規制改革等によって、世界に先駆けて未来の生活を先行実現する「まるごと未来都市」であるスーパーシティの実現をめざしています。

スーパーシティ構想では、2つのグリーンフィールド(夢洲、うめきた2期)における3つのプロジェクト(夢洲コンストラクション、大阪・関西万博、うめきた2期)において、とりわけヘルスケアとモビリティの分野を中心とした「先端的サービス」や「規制改革」を進めることを掲げています。

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