大特集 観光産業の新戦略

2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響で、大きな打撃を受けてきた観光産業。インバウンド需要の回復を待ちながら、観光関連ビジネスはどのような未来を描き、戦略転換を行ってきたのか。本特集ではコロナ禍の中で生まれた観光産業の新事業・新戦略とともに、ウィズコロナ・アフターコロナの最重要キーワードである「持続可能な観光」への取り組みについて、民間の先進事例や識者への取材をもとに分析する。

 

CONTENTS

Part1.総論

「量」から「質」へ転換する観光産業(編集部)

Part2.コロナ禍で生まれた新事業・新戦略

商圏をベースに観光地の魅力を発信(星野リゾート)

ワーケーションの効果と普及のカギ(日本航空)

「人」がつくる人気オンラインツアー(あうたび)

海外旅行のDXで、業界の活路を拓く(令和トラベル)

物価上昇と働き方の変化が市場に影響(JTB総合研究所)

Part3.加速する「持続可能な観光」への取り組み

持続可能な観光が今後のスタンダードに(和歌山大学 加藤氏)

日光・鬼怒川を国際エコリゾート化(東武鉄道)

北海道を世界に通用するAT発信基地に(鶴雅ホールディングス)

SDGsの先にある再生型観光を体現(Earth Company)

地域全体を「屋根のない博物館」に見立てる(かまいしDMC)