光のソリューションカンパニー目指すウシオ電機 社会課題を光で解決

1964年の創業以来、光技術をベースに独自の製品・サービスを展開してきたウシオ電機。コロナ危機にも素早く対応し、コロナ前から進めていた紫外線を用いたウイルス対策技術の開発を促進。新型コロナウイルス感染症の感染拡大で環境が大きく変化する中、2030年に向けた一歩を踏み出す。

内藤 宏治(ウシオ電機 代表取締役社長)

創業以来、産業用光源および光学・映像装置のメーカーとして、紫外線、赤外線、可視光など様々な光に関する技術、製品、サービスを提供してきたウシオ電機。顧客は半導体、精密機器からデジタルシネマ、医療、環境に至るまで幅広い業界にわたる。アジア、アメリカ、ヨーロッパへも展開し、現在、世界に5000人以上の社員を抱えるグループへと成長している。

同社社長の内藤宏治氏は「大切にしているのは連帯です。世界50以上の会社の1つひとつ、約5000人の社員の1人ひとりが統一思考を持つことが大切だと考えています」と話す。

グループ全体で個別最適から全体最適へ

ウシオ電機では、社のミッション、社会的使命を統一するため、2030年の長期ビジョンを策定。たどり着くべきマイルストーンを、「2030年に“光のソリューションカンパニーへ”」と定め、3つの事業領域として、インダストリアルプロセス、ビジュアルイメージング、ライフサイエンスを定義している。2030年に売上高2500億円、営業利益率12%以上という定量目標を掲げ、その第一歩として、現在、2020~2022年度までの「第一次中期経営計画」を実行中だ。

ウシオ電機はこれまで、世界に50社以上展開する各社が独自のダイバーシティを持ち、個性を活かしながら各ベクトルを最大化する、個別最適な自立型の「連峰経営」を進めてきた。これを、今の時代に合わせて進化させる。

「新たな連峰経営の考え方では、自立より連帯に重きを置き、グループ全体での統一目標、生存領域を明確化することで、各社、各事業が独自性を発揮しながら互いに繋がっていく、全体最適な姿を目指していきます」と内藤氏はいう。

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