お米を軸に日本の食の可能性を拡げる 「おいしい」で循環する社会に

お米に焦点を当てたライフスタイルショップのAKOMEYA TOKYO。「世界に誇れる『おいしい』の循環型社会」をビジョンに掲げ、食の可能性を拡げるCSV経営に取り組む。商品の背景にあるストーリーを伝え、「日本の食のカタリスト」となって事業を展開していく。

日本の消費の中心は
「イミ消費」へと移行

AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)は、2013年4月に東京・銀座で1号店をオープンし、今年10周年を迎えた。全国各地から厳選した様々な種類のお米や、ごはんのお供、器や調理道具などの商品を扱う、お米に焦点を当てたライフスタイルショップだ。現在は16店舗で、2026年度までに全国50店舗を目指す事業計画を立てている。

異なる品種の米を2合ずつパックし、ラッピングしたセットは人気のギフト商品だ

「私たちのミッションは『日本の食の可能性を拡げる』、ビジョンは『世界に誇れる“おいしい”の循環型社会』を作ることです。私たちのロイヤルカスタマーは食のオピニオンリーダーが多く、単にモノを買うというよりも応援消費を積極的にされる方々です」。

AKOMEYA TOKYO代表取締役社長の山本浩丈氏は、こう語る。AKOMEYA TOKYO(以下、AKOMEYA )は当初、複数のライフスタイルブランドを展開するサザビーリーグの1事業としてスタートしたが、2022年4月には丸の内キャピタルも資本参画し、株式会社AKOMEYA TOKYOとなっている。

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