屋内型の遊び場を提供 子どもの笑顔の総量を世界で増やす

国内外で子どもの遊び場を提供し、アミューズメント業界をリードするイオンファンタジー。同社は日本市場の変化や海外での成長を見据え、業態開発やエリア展開を加速させている。独自の「遊びの開発力」と多様な人材を活かした組織力で、新たな価値創出に挑む。

藤原 徳也(イオンファンタジー 代表取締役社長)

アミューズメント業界で
店舗数国内首位

イオンファンタジーは、1988年にジャスコ(現イオングループ)の社内ベンチャーとしてスタートした企業だ。「ショッピングセンターの中に子どもたちが安心して遊べる『室内ゆうえんち』をつくりたいという創業の意志から、現在の業態を作り上げてきました」と、同社社長の藤原徳也氏は説明する。その後2006年、2015年に実施した2度の合併により規模を拡大し、アミューズメント業界では店舗数国内首位になった。また、2007年の中国進出を契機にプレイグラウンド事業を中心に海外展開を進め、10年間でアセアン諸国を中心に6カ国に事業を広げた。

現在は、クレーンゲーム・メダルゲームなどが楽しめる「モーリーファンタジー」を中心とするアミューズメント事業、保育士・幼稚園教諭などの有資格者を置き、子どもが1人で遊べる「スキッズガーデン」をはじめとするプレイグラウンド事業をコアに、ファミリー向けの温浴施設やグランピング施設などにも事業を広げている。

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