食品ライフサイクル全てに参入機会 フードテックのポテンシャル

世界的な食料危機や環境問題の解決、消費者の嗜好・価値観の多様化に寄与すると考えられるフードテックは、食品のライフサイクルすべてに事業化のチャンスが存在する。その主要分野や、フードテック官民協議会が新たにまとめたフードテック推進ビジョンを解説する。

生産、加工、流通、販売、廃棄と、食品が生まれてから消費者に届き廃棄されるまでのライフサイクルすべてにフードテックは関係する(写真はイメージ) Photo by TensorSpark / AdobeStock

フードテック(FoodTech)は、食品と技術を組み合わせた新しいビジネスモデルやイノベーションの総称である。

なぜ、フードテックが注目されているのだろうか。その背景にはさまざまな社会課題がある。

世界の食料需要量は、2050年には2010年比1.7倍(58億トン)になる見通しだ。また、人口爆発や環境汚染の影響で、農林水産業・食品産業が利活用してきた土地や水、生物資源などの自然資本の持続可能性に大きな危機が迫っている。これらを背景に、食料需要の増大に対応した持続可能な食料供給の実現が求められている。

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