旅ナカの訪日客にリーチ 観光で「スケーラブルな事業」を

アジアからの個人旅行者にリーチし、日本の多彩な魅力を届けて、地域へと送客する事業モデルを確立。WAmazingの加藤史子社長は、本気のスケーラブルな事業で、地域と観光産業の活性化を目指す。

加藤 史子(WAmazing 代表取締役社長CEO)

近年、インバウンド(訪日外国人)市場が急拡大しており、数多くのプレーヤーが参入している。その中でも、これからの成長が期待されているベンチャーが、2016年7月創業のWAmazing(ワメイジング)だ。

WAmazingは設立から1年2ヵ月後の2017年9月、総額10億円超の資金調達を実施。同年10月に開催された「東急アクセラレートプログラム」では最高賞を獲得し、2018年には経済産業省のベンチャー支援プログラム「J-Startup」に選出された。

WAmazingは訪日客にリーチし、地域の観光事業者へと送客する新しいビジネスモデルをつくり出した。具体的には、訪日客が旅行前に居住国でWAmazingのアプリをダウンロードし、無料の会員登録をすると、来日した際に国内20空港に設置された端末からSIMカードを受け取れる。そのSIMカードによって日本滞在中、15日間、500MBまで無料でインターネット接続を行うことができ、それがユーザーにとっては、事前に会員登録をするインセンティブになる。

WAmazingの収益は、観光事業者への送客によって生み出される。アプリ内では、宿泊施設や空港送迎、アクティビティなどの検索・予約・購入を行うことが可能で、そこで手数料等が生まれるのだ。

WAmazingは訪日客に特化し、日本を動き回る「旅ナカ(旅行中)」の旅行者にもリーチできる新しいオンライン旅行会社なのである。

アプリ内において、国内の宿泊施設やアクティビティなどの検索・予約・購入を行うことができる

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