ポスト近代の流域主義で健全な水循環の実現を

安全な飲料水や衛生施設の利用に関する世界的な目標を掲げた国連「ミレニアム開発目標」に続き、今年9月の国連総会では「持続可能な開発目標」が決定される見込みとなっている。また、今年4月には韓国で第7回世界水フォーラムが開催され、過去最高の約3万5000人が参加した。世界において水問題への対処がますます重要となる中、国内では縦割り行政を排した流域単位での新たな水循環施策が進められようとしている。

第7回世界水フォーラムに3万5000人が参加

気候変動や世界の急激な人口増加は、水に変化をもたらし、水災害の増大や食糧危機、都市における衛生問題の悪化といった人類への脅威につながると見られている。一方、世界の水問題への対処で指標となってきた国連の「ミレニアム開発目標(MDGs)」が最終目標年を迎え、後継となる「持続可能な開発目標(SDGs)」が、今年9月の国連総会で決定される見込みとなっている。

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