熊本を拠点に事業を展開 暮らしを持続可能に、地域社会に貢献

創業70年を超えた木村グループは、米菓製造からスタートし、卸売、物流、農業と事業領域を拡大してきた。地域社会に根差したサービスを展開する同グループは、「豊かな“くらし”の創造」を目指し、デジタル化と人財育成を強化することで、新たな価値創造に挑戦している。

木村 寿孝(株式会社木村 代表取締役社長)

あられ製造で1954年に創業
90年~ゼロ年代に事業を拡大

木村は現在、食品総合商社として、米菓や和・洋菓子の製造を行う「製造事業」、菓子、ブランド米、お土産品、業務用食材を取り扱う「卸売事業」、食料品の保管・仕分け・配送、重機類の運搬、日用品・家具の仕分け・配送を行う「物流事業」の3つを軸に、事業を展開している。

「創業当初はあられを作っていましたが、その後、くまもと田崎市場ができた時に食品卸の問屋として市場内に出店し、自社のあられだけでなく、他に仕入れた食品も販売するようになりました。1990年頃には熊本市の流通団地に本社を移し、米菓工場は甲佐町に移転。そこから本格的に菓子卸事業を拡大し、物流事業は大福物流という社名でグループ会社として独立しました」。

あられの製造から事業を拡大した木村。現在もあられの原材料には熊本県産のもち米を使用している

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