独自技術を強みに新たな価値を創造 長期視点で常に変化し続ける

化学メーカーとして、常に新技術と価値の創造に挑み続けてきた三菱ガス化学。独自技術を強みに、世界で存在感のある事業や製品を展開する。脱炭素社会への移行を追い風に、環境循環型メタノールの技術開発や地熱発電などへの挑戦も加速中だ。次世代を見据えた技術革新と人材育成の取り組みに迫る。

藤井 政志(三菱ガス化学 代表取締役社長)

天然ガスを採掘する化学メーカー
幅広い製品・事業を展開

独自技術を持つ化学メーカーとして知られる三菱ガス化学。三菱江戸川化学(1918年創業)と日本瓦斯化学工業(1951年設立)の2社が合併し、1971年に誕生した企業だ。

「技術を強みとしたイノベーションを中心に据えた会社で、社会的価値と経済的価値の両立を常に目指してきました」と同社社長の藤井政志氏は話す。

現在は、天然ガスを原料としたメタノールをはじめ、過酸化水素、高機能エンジニアリングプラスチックス、MXDA・MXナイロンなどの化学品・素材製品、エレクトロニクスケミカルズ、光学材料、半導体パッケージ材料の生産から、地熱発電などのエネルギー資源事業まで、幅広く多様な事業を展開している。

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