コロナ対応の一過性ビジネスから、中長期の構想へ

医学・行政・ビジネスの観点から医療・ヘルスケア業界の事業戦略を考える本連載。コロナ下での規制が徐々に緩和される今、元通りのビジネスをしようとは考えていないだろうか。コロナ禍を経て、社会は着実に変わっている。変化をふまえて新たな事業を考えることが必要だ。

「元通り」ではない
「ニューノーマル」の世界

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が落ち着きだして、社会が新たな様相を呈してきているように思われます。筆者の周りでも一部対面でのやり取りが戻りつつあり、対面でのイベントやミーティングで、この2年弱でなくなっていた対面の価値を改めて感じているところです。こうした状況をふまえ、今回は「新規事業」を創るときに意識しておきたいことについて、2つの観点からお話します。

図 ニューノーマルに向かう世界での新規事業創出

出典:原稿内容を元に編集部作成

 

まず1つ目は、COVID-19が落ち着くことで、流行前のような状態に戻りつつあるものの、社会は新しくなっている、価値観は変わっているということです。一見同じように見えても、「ニューノーマル」の世界になっています。例えば、活動の場所ではオンラインという選択肢が増えていて、対面だけでなくオンラインでの会議も引き続き行われるでしょう。また、時間の使い方も変わりました。筆者はコロナが落ち着いたとはいえ、オフィスへの出社は依然少ないままで、こうした方は多いでしょう。移動もビフォーコロナのときに比べるとやはり少ないままで、可処分時間の取り合いだったビフォーコロナに比べれば、時間ができているのではないかと考えられます。

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