健康素材としてのこうや豆腐とレジスタントプロテイン研究の最前線
(※本記事は「食品新聞」に2025年7月2日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

こうや豆腐に含まれる健康機能成分について、さまざまな研究が行われている。その一つであるレジスタントプロテインについて、提唱者である加藤範久・広島大学名誉教授がこのほど、その概念から健康に与える影響、旭松食品の研究成果や展望について説明した。
レジスタントプロテインは、1995年のキッセイ薬品との共同研究で、そばタンパク質による血中コレステロール低下作用の発見がターニングポイントとなった。消化抵抗性があるものがコレステロール低下作用に関与するというアイデアをもとに、セーレンとの共同研究では、絹たんぱく質(セシリン)の食物繊維的な役割や、レジスタントプロテインとしての可能性を検討。セシリンの抗酸化作用や、血糖値改善効果が明らかになった。
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