保険で健康寿命を延ばす ウェルビーイング事業への進化
「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」をパーパスに、健康応援企業を標榜し、新たな保険会社の在り方を模索するSOMPOひまわり生命保険。保険と健康増進を組み合わせた「Insurhealth®(インシュアヘルス)」を土台に、顧客のより豊かな人生をサポートするウェルビーイングの実現を目指す。
久米 康樹(SOMPOひまわり生命保険 代表取締役社長)
従来の保険機能を発展
健康増進と組み合わせる
SOMPOグループの国内生命保険事業を担う、SOMPOひまわり生命保険。起源は、1981年設立のアイ・エヌ・エイ生命保険だ。1983年に安田火災海上保険と業務提携を開始し、2001年に安田火災が100%株式を取得。その後の合併・社名変更により、2019年に現在の姿になった。
SOMPOひまわり生命では、保険の新しい価値として、2018年にインシュアヘルス商品の提供を開始している。「インシュアヘルス」とは、保険本来の機能(Insurance)と健康をサポートする機能(Healthcare)を組み合わせた新しい価値だ(図)。保険本来の機能である病気やケガ、死亡を保障するだけでなく、万が一を可能な限りなくしていくサポートをする。「インシュアヘルス」は好評で、商品の販売数は順調に伸び、2025年3月には累計販売数200万件を突破した。
図 「インシュアヘルス」の概念図

「インシュアヘルス」とは万が一を可能な限りなくしていく、保険と健康を組み合わせた新しい価値だ
図 インシュアヘルス商品の累計販売件数の推移

2018年4月から開始したインシュアヘルスの保険商品は販売件数が200万件を突破した。認知症保険や、生活習慣病の重症化予防をサポートする保険など8種類を販売している
「保有契約のなかでも大きなウエイトを占めるまで拡大し 、当社の提供する商品は、今後もインシュアヘルス商品 が主力になっていくと考えています」。
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