特集2 ポストコロナ時代の観光産業の戦略

2022年10月の水際対策緩和以降、海外からの旅行客は急速に戻りつつあり、観光庁は「訪日外国人旅行の消費額5兆円」「国内旅行消費額20兆円」などの目標を掲げ、観光立国復活への施策に取り組んでいる。しかし、コロナ禍を経て社会や人々の生活スタイル、価値観は大きく変わっており、観光産業においても単にコロナ前に戻すのではなく、コロナ前とは異なる新たな事業戦略やインバウンド戦略が必要だ。本特集では、観光分野における新事業戦略や新事業開発、イノベーションの可能性について、有識者への取材や企業事例から、そのヒントを探る。

 

CONTENTS

量から質へ転換し、持続可能な観光立国へ(観光庁)

訪日客を掴むための「3つのキーワード」(JTBグローバルマーケティング&トラベル)

地域の予約を可視化し、経営改善に繋げる(豊岡観光イノベーション)

観光業界特化のCO2排出量算定ツールを開発(東武トップツアーズ)

雪国のエコロッジの魅力を世界に伝える(雪国観光圏)

eチケットで高付加価値なサービスを提供(Japanticket)

安全と快適の両立で、日本市場を開拓(カーニバル・ジャパン)

圧倒的に高品質で深い日本文化体験を提供(ディーパートラベル)

地域資源を生かした持続可能な観光を推進(Tricolage)

他業界からの新規参入促進の仕組み作りを(大阪観光大学)