「海の地図PROJECT」 地形の地震前後の比較に成功
日本財団と日本水路協会は、航空レーザ測量を駆使した「海の地図PROJECT」で、日本沿岸の詳細なデータを収集中だ。能登半島では、2024年1月1日の地震前後の変化を定量的に把握することに成功した。

海野 光行(日本財団 常務理事)
2024年1月に発生した能登半島地震では、沿岸部の海底が隆起し、海辺の光景が一変した。日本財団と日本水路協会は、能登半島北部沿岸の地形の変化を詳しく調査し、結果を2025年1月31日に公表した。2022年に開始した、日本全国の海岸と浅海域を測量・地図化する「海の地図PROJECT」の一環として実施したもので、地震による地形の大きな変化の前後を、詳細な海底地形データをもとに比較することに世界で初めて成功した。
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