クラレ 5カ年で取り組む中期経営計画での「3つの挑戦」

創立100周年を2026年に控えるクラレは、化学分野を中心に世界トップシェアの製品を多数開発してきた。それを可能にしたのは、同社に脈々と流れ続けるイノベーションを生み出す精神だ。代表取締役社長の川原仁氏に創業の経緯や、中期経営計画、今後の展望について話を聞いた。

川原 仁(株式会社クラレ 代表取締役社長)

10年以上の歳月をかけ
開発に成功した国産合成繊維

クラレの始まりは、1926年に岡山県倉敷市で創業した倉敷絹織だ。当時、日本経済をけん引する産業であった繊維産業に着目し、衣料用化学繊維レーヨンの製造から事業を開始した。

事業は順調に拡大したが、戦争という外因により難局を迎える。その状況を打破したのは、創業者の息子であり、1939年に社長に就任した2代目の故・大原總一郎だった。当時、世界初の国産合成繊維ビニロンを原料の開発から自社で行うことを決め、動き始めた。

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