キウイ畑の再生に挑む福島の農家 原発事故と台風を越えブドウも人気に

(※本記事は「いわき民報」に2025年10月11日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

収穫したブドウを手に取る渡辺さん=右
収穫したブドウを手に取る渡辺さん=右

2019(令和元)年の東日本台風(台風19号)の大雨で福島県いわき市夏井川が氾濫し、平中平窪地区のキウイ畑が全滅した農家渡辺信行さん(72)が、復活に向けて奮闘している。

約2mの泥水に浸かった約500本の木は枯死し、雑菌が付いた恐れがある約2.5t果実は販売を断念。新たに苗木を植え直し、昨年、収穫できた実は水害時の1割強だった。今年は2割を目標に今月25日に販売する予定で、「生産量が少なく希少性があり、濃厚な甘みがあるレインボーレッドなどを販売するのでぜひ来てほしい」と呼び掛けている。

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