神々の棲む自然豊かな聖地が日本人のふるさとになる 和歌山県

日本最大の半島である紀伊半島に位置し、県土の8割が山地の和歌山県。農林水産業が盛んで、農業産出額の7割をフルーツが占める。水産業では国内有数のマグロ漁船の基地があるほか、伊勢エビやタチウオなどの漁獲量が全国上位だ。観光面では、弘法大師が開創した真言密教の聖地である高野山や、世界遺産の熊野古道などで有名だが、和歌山県は2023年8月、観光産業振興のための新キャッチフレーズ「聖地リゾート!和歌山」を発表。県内にあるこれら聖地の「Spirituality(精神性)」や、自然が生む「Sustainability(持続可能性)」「Serenity(静謐さや静けさ)」をキーワードに、県の新たな魅力を発信しようとしている。

 

CONTENTS

岸本 周平・和歌山県知事インタビュー

数字で見る和歌山県

ファッションで培った技術で他業界にも貢献
 島 三博 島精機製作所 取締役社長執行役員

シェアクラウドの確立とM&Aで差別化に成功
 村上 恒夫 サイバーリンクス 代表取締役社長

6次産業化で有田みかんの価値を高める
 秋竹 俊伸 早和果樹園 代表取締役社長

多様な滞在スタイルを実現し、地域を活性化
   中田 力也 白浜館 代表取締役

社会課題を解決しながら親子を笑顔に
 猪原 有紀子 やまやま 代表取締役

和歌山から、日本の林業と防災を変える
 奥川 季花 ソマノベース 代表取締役社長