西武HDが新規事業を一般公募 10のアイデアの事業化を検討

西武ホールディングスは、自由な発想で新規事業分野を創出するための専門部署「西武ラボ」を設置している。2019年1月からは、事業創出プログラム「SWING」を開始、幅広い層から寄せられたアイデアを事業化する取り組みを進める。

3月19日にWeWork丸の内で開催された発表会の様子。事業化候補の10アイデアが紹介された

アイデアと情熱にフォーカス

西武鉄道とプリンスホテルを中心に、様々な事業会社を傘下に持つ西武ホールディングス。2017年度に策定した中期経営計画の「Challenge Target」で、「営業収益1兆円の達成」など様々な長期目標を掲げている。この目標を達成するには、既存事業領域の強化だけでなく、新規事業分野の創出も重要となる。

そこで、2017年4月には、自由な発想で新規事業分野を創出するための専門部署「西武ラボ」を西武ホールディングス経営企画本部に新設した。西武ラボではM&Aを中心とした企業買収や提携などの検討、事業の開拓、事業エリアの拡大など、従来の枠組みにとらわれずに挑戦を続けることが求められている。

ベンチャー・ビジネスやスタートアップを中心とする多様な企業とのオープンイノベーションも推進しており、2017年度には、アクセラレート・プログラムの「BizLab Accelerator2017」を開催した。

そして、今年1月から新しく開始したのが、アイデアと社会をつなぐ事業創出プログラム「SWING(Seibu With Idea setter' n'Growth hacker)」だ。2月末までアイデアを公募した結果、計133のアイデアが寄せられた。

「SWINGの特長は、アイデアや情熱を持つ人たちにフォーカスし、西武グループが寄り添いつつ、その想いや情熱を形にすることを支援していくところです」と、西武ホールディングス経営企画本部西武ラボ部長の田中健司氏は説明する。

田中 健司 西武ホールディングス経営企画本部 西武ラボ部長

「従来のプログラムはベンチャーやスタートアップ企業から、ある程度、仕上がった製品やサービス、技術を提案していただくものでした。しかし、それでは私たちは受け身になり、単なる売り込みで終わってしまうという懸念がありました」(田中氏)

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