2019年4月号

Japan Venture Awards 2019

AI・SDGs関連など優れた起業家を表彰 JVA2019

中小企業基盤整備機構

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2019年のJapan Venture Awardsには、184人が応募した。経済産業大臣賞は新規半導体の開発を進めるFLOSFIAの人羅社長が受賞。ヘルステック企業、エドテック企業が中小機構理事長賞を受賞した。

経済産業大臣賞を受賞したFLOSFIA(京都市)社長の人羅俊実氏

中小企業基盤整備機構が主催する起業家表彰である「Japan Venture Awards 2019」(JVA2019)の表彰式が、2019年2月5日に虎ノ門ヒルズで開催された。Japan Venture Awards(JVA)は、新事業創出に挑む優れたベンチャー企業の経営者を発掘し、その活動を社会に知らしめることを目的としている。

今回で18回目、これまでに279名が受賞してきた同賞の対象となるのは、おおむね創業から15年以内の企業の経営者。中小機構としては、JVA表彰を通じて、新しい世代の起業家や経営者が現れ、成長していくことを狙っている。「今回は、AIなどの新技術を用いて社会課題の解決に挑戦する企業や、SDGs目標達成と社会変革を目指す企業などから応募がありました」と、中小企業基盤整備機構理事長の高田坦史氏はあいさつした。

期待を集める半導体ベンチャー

JVA2019の経済産業大臣賞には、FLOSFIA(京都市)社長の人羅俊実氏が選ばれた。FLOSFIAは、コランダム構造酸化ガリウムを用いた新しい半導体の事業化と、独自の成膜技術「ミストドライ法」の応用展開を目指す企業。京都大学発のベンチャー企業で、電気自動車のカギになる超低損失・低コストなパワー半導体の開発に取り組んでいる。

授賞に際し、人羅氏は「弊社は普段、実験やデータ解析など地味なことをコツコツやっている企業。今回の受賞で、これまで当社の成長にご尽力いただいた皆様に、胸を張って『皆様のおかげです』と言うことができる」とコメントした。

中小企業庁長官賞は、KMユナイテッド(京都市)創業者・社長の竹延幸雄氏と、Global Mobility Service(東京都港区)社長の中島徳至氏が受賞した。KMユナイテッドは、塗装業を中心とした新たな施工展開や、建築関連資材建設向けのe-ラーニングシステムなどを提供している企業。Global Mobility Serviceは、発展途上国を中心に、貧困層でも自動車を購入できるようにするためのファイナンスを提供するフィンテックサービスを展開している。

中小機構理事長賞は、サイフューズ(東京都文京区)代表取締役の秋枝静香氏、トリプル・ダブリュー・ジャパン(東京都千代田区) 代表取締役の中西敦士氏、ライフイズテック(東京都港区) 代表取締役CEOの水野雄介氏が獲得した。サイフューズは、細胞版3Dプリンタにより、再生医療用の細胞製品を実用化することを目指す企業。トリプル・ダブリュー・ジャパンは排泄予測デバイスを国内外に販売している企業で、ともに医療・ヘルスケア系のベンチャー企業だ。

一方、ライフイズテックは、中高生向けにIT・プログラミング教育イベントやオンライン講座を提供しているエドテック企業。楽しい講座の開発を目指し、2018年4月にはディズニーとオンライン学習教材「テクノロジア魔法学校」を発売した。

 

Japan Venture Awards 2019 への

お問い合わせ


独立行政法人中小企業基盤整備機構
経営支援部創業・ベンチャー支援課

TEL:03-5470-1574(9:30 ~ 18:00)
URL:http://j-venture.smrj.go.jp/faq/index.html

 

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