秋田県経済の質向上へ 「関係人口」増加や「長活き」推進など

激動の時代、不透明な市場環境の中、来年には創業140周年を迎えるという歴史を持つ秋田銀行の新谷明弘頭取が、地域の未来構想と、そこで果たしたい役割について語った。

新谷 明弘(秋田銀行取締役頭取)

秋田県は、人口減少率、高齢化率ともに全国一という、「課題先進県」です。当行は、秋田県経済と表裏一体の中で存在する地域金融機関であり、こうした課題に対して、人口減少に連動して地域経済を縮小させないこと、そして、高齢化にともない地域の活力が衰退することがないようにすること。この二つを、経営戦略を考えるうえでの根底に置いて、金融機関がもっとできることはないか柔軟に考え、行動を起こすことにしています。

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