著名な起業家の多くが、20代で起業。特にアメリカでは、大学を休学・退学して、自身のビジネスを立ち上げることが、当たり前のように行われている。日本でも2000年代以降、20代で上場する起業家は増えてきている。
マイクロソフト
ビル・ゲイツ
【出身大学】ハーバード大学(中退)
【起業した年齢】19歳
ビル・ゲイツは、10代の頃からデジタル技術に関心を持ち、情報システムの設計を手掛けていた。そして、パソコン黎明期の1975 年、共同創業者のポール・アレンとともに、BASICインタプリタを手掛ける企業として、マイクロソフトを設立。
ハーバード大学を休学しての起業だったが、結局、中退。後にマイクロソフトCEOとなるスティーブ・バルマーとは、ハーバード大学で出会っている。
アップル
スティーブ・ジョブズ
【出身大学】リード大学(中退)
【起業した年齢】21歳
ヒッピー文化に心酔していた若き日のジョブズは、リード大学を半年で中退し、アップルを設立。1977年に発売したパーソナルコンピュータ「Apple II」が大ヒットし、同社は急成長を遂げた。
ジョブズが2005年、スタンフォード大学の卒業式で行った有名なスピーチでは、リード大学で学んだ「カリグラフィ(文字を美しく見せるための手法)」が、同社のパソコンのデザイン性の高さにつながったことが述べられている。
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