2016年6月号
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プロジェクトニッポン 群馬県

潜在市場は数億人? 群馬発、コンテンツキュレーションサービス

佐藤 高生(パブセン 代表取締役)

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SNSなどのネットサービスを使う人の誰もが抱える課題に着目して、群馬から世界展開を目指すスタートアップ、パブセン。代表の佐藤氏は、「グローバル展開にこそ地域性の強いアイデンティティが必要」と指摘する。
取材協力:リンカーズ

 

パブセンのロゴマークとイメージキャラクターのシルコちゃん(Silkwo-chan)

FacebookやtwitterなどのSNS、フォトアルバム、ストレージサービス、ライフログツール――。生活者がいくつものネットサービスを利用することが当たり前になったが、その半面、写真やイベントなどの人生の記録は増え続け、管理が追いつかないという課題が生まれた。流行り廃りの激しいネットサービスゆえに、何年もログインせずデータが死蔵されているサービスは誰もが思い当たるだろう。

この問題に対して、ネット上に散在する自分のコンテンツを過去までさかのぼり、自動でキュレーション(収集・分類・整理)してくれる、「ありそうでなかった」サービスが群馬県から生まれようとしている。株式会社パブセンのウェブサービス「パブセン」だ。2016年の日米リリースを目標に開発が進んでおり、県内の複数のスタートアップピッチイベントで表彰を受けるなど注目を集めている。

佐藤 高生 パブセン 代表取締役

起業家一族に生まれて

パブセン代表取締役の佐藤高生氏は、群馬県前橋市の起業家一族で生まれ育った。祖父は地場産業の養蚕に着目し、生糸を採った後のサナギを飼料化するビジネスを立ち上げ、父はミシンや家電の販売会社勤務を経て独立した。佐藤氏自身も、慶應大経済学部生時代に家庭教師会社とITベンチャーを起こした経験を持つ。

「さぞ華やかな学生生活を送ったと思われるのですが、実際は真逆で、事業の失敗で火の車だった家計を支えるために、勉強も遊びもせずに働いていただけなんです」と佐藤氏は笑う。

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