雪山ではなく「夏の川」に注目 長野で成長するレジャースポーツ
長野と言えば雪山、スキー。そんな固定概念を取り払い、新しいレジャースポーツで人気を集める事業者がある。少し視点を変えるだけで、観光には新しい可能性が開ける。
出発地の旅行業者が企画する「発地型観光」に代わり、受け入れる地域側が地の利を活かした体験プログラムなどの旅行商品を企画・運営する「着地型観光」に近年注目が集まっている。地域外から訪れる様々な観光客に「その土地ならではの魅力」を訴求するには、ときに視点を変えてその土地の魅力を見直すことも必要ではないだろうか。
雪山ではなく「夏の川」に注目オフシーズン観光にこそ勝機
長野県は総面積の約20%が自然公園に指定され、日本百名山のうち29の山を県内に所有するなど、豊かな自然に恵まれた土地である。志賀高原や白馬、八ヶ岳など多彩なゲレンデを有し、ウインタースポーツを中心とした観光振興を展開してきた。スキー場の数は北海道に次いで全国2位である。
一方で、冬季を除くオフシーズンの集客は課題となっていた。そうした中、視点を変えたことにより観光の商機を生み出した事例を紹介する。雪の山ではなく夏の川に注目し、ラフティングのガイドツアーを主催するあめんぼう代表の小林和道氏に話を聞いた。
―ガイドツアーを始めたきっかけを教えてください。
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