一棟貸切ホテル「teihaku」、地場企業と共創する「エリアパートナー制度」開始

埼玉県秩父地域で一棟貸切ホテル「teihaku」を運営するgoodyard(埼玉県秩父郡)は2026年5月7日、宿泊施設の運営を地場企業へ委託する「エリアパートナー制度」を開始したと発表した。第一弾として、皆野町でキャンプ場「ぼくらのミナノベース」を運営するShikaNops(埼玉県秩父郡)と業務提携した。

(左より)株式会社goodyard代表 杉本諒介氏、株式会社SikaNops代表 松藤裕也氏

同制度は、goodyardが蓄積してきた集客・ブランディングのノウハウを地場企業に提供し、共同で施設運営を担う仕組み。宿泊業界が深刻な人手不足に直面するなか、地域に根差した事業者が宿を担うことで、持続可能な運営体制と質の高い地域体験の提供を両立させる狙いがある。単なる宿泊施設の提供にとどまらず、地域全体を活性化させる新たな循環の創出を目指す。

「teihaku」は一軒家をリノベーションした一棟貸切型のホテルで、現在、秩父地域に「茶畑邸」「古民家邸」「曽沢川邸」の3施設を展開。全施設に客室露天風呂と屋根付きBBQスペースを備え、滞在型の宿泊体験として高い評価を得ている。今後は秩父にさらに3施設を準備中で、来年以降には全国展開を計画している。

提携先のShikaNopsが運営する「ぼくらのミナノベース」は、フリーサイトとペット同伴可能なキャビンを備えるキャンプ場で、大型バレルサウナや併設カフェ「鹿のねどこ」を有する。アウトドア結婚式や商用撮影の受け入れ実績も豊富で、柔軟な運営力に定評がある。

goodyardは今後、キャンプ場運営者、飲食店、農家、地元工務店、クリエイターなど多様なパートナーを全国から募る方針。宿泊事業を起点に飲食・不動産・キャリア支援などを展開する「総合まちづくり企業」として、各地に新たな価値を届けるとしている。