プレミアグループ 石垣市の交通課題をモビリティの力で解決

オートモビリティ企業として、自動車に関するサービスを複合的に提供しているプレミアグループ。地域創生にも力を入れており、2024年8月には石垣市と連携協定を締結し、同市の交通課題を解決するための実証を開始した。同社のローカルSDGsのビジョンと今後の構想について、代表の柴田氏に聞いた。

 

柴田 洋一(プレミアグループ株式会社 代表取締役社長)

2007年の創業から10年で上場し、独立系である強みを活かした多角的な事業展開により中古車市場で急成長を続けてきた「オートモビリティ企業」、プレミアグループ。オートクレジットを提供するファイナンス事業、自動車が故障した際の保証を提供する故障保証事業、モビリティ事業者や顧客に向けたソリューションサービスを提供するオートモビリティサービス事業の3事業を展開し、「カープレミア」というブランドを介してモビリティ事業者と顧客を繋ぐプラットフォームを構築している。日本で唯一のファイナンス事業を含んだ中古車領域経済圏の構築を目指す同社だが、グループの持続的な成長のため、その基盤となる「持続可能な社会」へ貢献するための様々な取り組みも行っている。その一環が、ローカルSDGsへの取り組みだ。

創業時から縁がある八重山で
初の地域創生事業に取り組む

プレミアグループは2023年より、沖縄県の八重山諸島で同社初の地域活性化プロジェクトに参画。産官学で連携し、石垣市の地域創生に取り組んでいる。

「沖縄、特に八重山諸島は、実は創業当時から創業メンバーでよく訪れていました。石垣島経由で離島に行って泊まり込み、我々のミッションやビジョン、どのような会社を作っていくべきかということを考えるオフサイトミーティングを行っていたのです。そのため、八重山は我々の会社作りの原点の地域でもあります。かねてからご縁があったところに、今回お声がけをしていただき、地域創生に関わることになりました」と代表取締役社長の柴田氏は語る。

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