建設現場の足場を展開するダイサン 人材育成と建設DXで次の成長へ
建設現場の安全を守る足場事業を軸に成長し、1975年の設立から50周年を迎えるダイサン。人手不足が深刻化する中、同社は外国人労働者の育成やデジタル技術を活用した「建設DX」に取り組み、新たな成長戦略を描く。現場の課題解決を通じて、建設業界の未来を支える次なるステージを目指している。

藤田 武敏
(ダイサン 代表取締役社長)
働く現場を守り
人々の幸せを守る
ダイサンは、1980年に日本初の楔緊結式(くさびきんけつしき)足場であるビケ足場を開発した。従来の丸太足場に比べ、シンプルな構造でありながら安全性・作業性・耐久性に優れたビケ足場を施工とセットで提供するという、当時としては画期的なビジネスモデルを構築。これを45年にわたり、コア事業として展開している。
ビケ足場をより安全に使いやすく進化させた次世代足場「レボルト」
「家を建てる人の『夢』の実現に、建設現場の安全な足場は欠かせません。創業以来、社会インフラを支え、社会の持続と発展に貢献するというところに関わってきたと言えます」と、ダイサン社長の藤田武敏氏は話す。
同社では、「第4次中期経営計画」にあわせて新たにパーパスを策定し、「人と現場を守り抜く」とした上で、「関わる人々の幸せと質の高いサービスを提供し、地域ナンバーワンになる」をビジョンに掲げる。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り81%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。