液卵専業のトップメーカー 液卵を核に卵の新たな可能性に挑戦

福岡県粕屋町に本社を置き、2022年に設立50年を迎えるイフジ産業。液卵・冷凍卵、卵加工品の製造・販売で事業を拡大し、現在、売上の45%を関東、25%を関西が占めている。さらなる成長を目指し、卵の新たな可能性を探る同社が描く事業構想とは? 2代目代表の藤井氏に話を聞いた。

藤井 宗徳(イフジ産業株式会社 代表取締役社長)

液卵メーカーを設立して
2年で関東と関西へ進出

イフジ産業の前身は、1964年に福岡県で創業した、卵や鶏肉、液卵などを販売する養鶏場だった。1972年にはイフジ産業を設立して事業を液卵1本に絞り、今や売上高は143億円を超える。

液卵専業メーカーとしては全国トップ、専業以外を含めても液卵業界では大手のキユーピーに次いで2位のポジションを誇る。福岡の養鶏場が、どのように国内ナンバーワンの液卵専業メーカーに成長したのだろうか。

製品の一つである液卵黄

「もともと1万5000羽ほどを飼育する、当時としては大きめの養鶏場でした。しかし、経営はさほど上手くいっていなかったと聞いています。そんな中、大手製パンの福岡工場に液卵の納品が決まったことで、父は液卵事業に絞ろうと決意してイフジ産業を設立。翌年に関東、その翌年には大阪とスピーディに営業所を開き、全国対応をしていったことで今の当社があります」と2代目社長の藤井氏は語る。

現在、同社の売上の約20%をその製パン企業が占め、他にも名だたる食品メーカーと取引をしている。日本中の多くの人が、知らないうちに同社の液卵を口にしているだろう。

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