リックス 顧客密着型のメーカー商社 製造業の課題を解決する

福岡市に本社を置き、国内外の産業界を下支えするメーカー商社のリックスは、販売・技術・製造・サービスという4つの機能を融合させ、製造業の企業の困りごとに対するソリューションを提供。海外事業も積極展開し、「世界中のものづくりの課題解決屋になる」ことを目指している。

安井 卓(リックス 代表取締役社長執行役員)

リックス(RIX)は、1907年(明治40年)に足袋の卸売で創業した。工場で働く労働者に欠かせない地下足袋を官営八幡製鉄所に納めたのを機に、鉄鋼業界をはじめとする産業界にビジネスの場を拡大。製造部門を設置し、ロータリージョイント(回転継手)をはじめ、自社ブランドの「ロッキー」を冠した製品の製造販売も行ってきた。

現在は大手製造業の生産現場で使われる設備や部品、消耗品などの生産財を取り扱う「顧客密着型のメーカー商社」となっている。リックス代表取締役社長執行役員の安井卓氏は、事業について「商社やメーカー、研究開発、サービスの機能を融合させ、製造業のお客様の様々な困りごとに対するソリューションを提供しています」と語る。

主力製品は、固定部と回転部の間で流体を漏らさずに送る産業機械用のロータリージョイントと、自動車部品・半導体部品の洗浄装置だ。また、2024年にスタートした中期経営計画「GP2026」(2024~2026年度)では、リックスのあるべき姿を「世界中のものづくりの課題解決屋になる」としている。

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