空間プロデュースで「歓びと感動」を届ける 複合化する施設の可能性を追求

ディスプレイ業界のリーディングカンパニー、乃村工藝社は、空間創造で人々に「歓びと感動」を届ける事業を展開。社員一人ひとりのクリエイティビティを醸成し、空間のあらゆる可能性を切り拓くことを目指す。近年は複合施設に関する事業が増加し、自治体との連携も強化している。

奥本 清孝 乃村工藝社 代表取締役 社長執行役員

商業施設、企業広報・販促、
文化施設事業がけん引する成長

乃村工藝社は、空間創造における調査・企画・コンサルティングやデザイン・設計、制作・施工、そして運営・管理の事業を展開している。そのルーツは1892年(明治25)に、創業者の乃村泰資が四国・高松の芝居小屋「歓楽座」に大道具方として入座したことに始まる。

「高松の舞台の道具方から始まり、両国国技館における菊人形の催しや農業博覧会など、人々が余暇施設や娯楽に目覚めた大正時代から、それらに携わってきました。戦後は百貨店の装飾や全日本自動車ショウの展示も請け負いましたが、一番大きく成長したのは1970年の大阪万博の時です。万博では日本館やアメリカ館、太陽の塔の装飾、お祭り広場など18のパビリオンを担当しました」。

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