リレーショナルコンパニオン「Moflin」 カシオの新規事業
カシオ計算機が2024年11月に発売したAIペット「Moflin(モフリン)」が人気を博している。戦略カテゴリーを“Relational Companion”と再定義し、ウェルネス事業の中核へと育ちつつある同商品について、同社新規事業部の竹内大介氏と市川英里奈氏の二人から、構想の原点と展望を聞いた。

「AIペットではなく” RelationalCompanion”と定義し、社会的意義や存在価値を広めていきたい」と竹内氏
Moflinは「いきもの」らしさを追求し、多関節ロボット機構による自然な動きと柔らかなファーで、小動物の愛らしさを表現し、感情豊かなコミュニケーション体験をもたらすユニークなプロダクトだ。
企画の出発点は2012年に遡る。「カシオは女性向け商品が弱いので、女性の心をつかむものを企画してほしい」というミッションを受けた市川英里奈氏は、自らをペルソナに据えた。「悩みの多い時期で自信がなかったので、自信が持てるような商品がいいと考えました。かなり私的な発想からのスタートでした」。
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