建設現場の人手不足を解消 建設3Dプリンターが注目

建設・建築領域での3Dプリンター活用が拡大している。2019年創業のPolyuseは、コンクリート構造物を造形する3Dプリンターを自社開発。人手不足に悩む建設業界に新しい価値を提供し、全国で公共事業などへの導入実績を積み上げている。

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高齢化で不足する型枠職人
3Dプリンターで課題解決へ

ゲリラ豪雨や大規模地震、大型台風などの自然災害から市民の命を守る、コンクリート構造物。土砂崩れを防止する擁壁、土石流や大木をせき止めて河川災害を防ぐ堰堤、道路の排水を効率化する集水桝など、さまざまな種類が存在する。

ただ、その製造・施工方法は約100年前から進化しておらず、木枠を組んで中にコンクリートを流し込む「型枠造形」という方法で作られる。今、この型枠造形が危機を迎えている。その理由は型枠造形を行う型枠職人の高齢化で、職人の約4割を55歳以上が占めている状況だ。一方で、社会インフラの老朽化対策のために建設投資は横ばい・拡大しており、型枠造形では今後、人手不足が間違いなく深刻化していく。

2019年創業のPolyuseは、自社開発の建設用3Dプリンターによってこの課題を解決しようとしている。

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