ニチレイフーズのAI活用が加速 作業時間を大幅短縮しスマート工場化を推進

(※本記事は「食品新聞」に2025年10月27日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

ニチレイフーズ

ニチレイフーズは、生産部門に高度なAI技術によるシステムなどを積極的に導入し、大幅な作業時間の削減や省人化に成功している。最新工場(キューレイ・福岡)ではセンサーやカメラから得られる情報を一元管理するシステムとペーパーレス化の推進により工場内外で“現場の見える化”も実現。今後は同様の取り組みを他の国内生産拠点に順次展開していく。

スマートファクトリーを拡充へ

10月9日、「JAPAN PACK 2025 日本包装産業展」内のセミナーで生産統括部生産戦略部生産革新グループの塚本真也グループリーダーがスマートファクトリーの最前線を語った。

同社はエンジニアリング力を最大限に発揮した安全・安心、おいしさ、自動化技術、環境配慮を追求。なかでも生産部門内に新技術の開発を担う数十人のスタッフを抱えることが特徴だ。「たいやき」や「本格炒め炒飯」にみられるオリジナルの製造装置を開発する「装置開発グループ」、IoTやプログラミング技術で圧倒的な生産性向上を目指す「生産革新グループ」がそれぞれ機能している。

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