植物由来ユニフォームで資源循環を可視化 2027年国際園芸博が社会実証を開始

(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2025年10月27日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

(公社)2027年国際園芸博覧会協会は、共創パートナーのTeam P-FACTS(代表構成員:ピエクレックス、構成員:V&A Japan)と連携し、サーキュラー・ユニフォームの社会実証プロジェクト(PoC)を始動した。

「P-FACTS」の仕組みと認証マーク
「P-FACTS」の仕組みと認証マーク

1万人を超えるボランティアや運営スタッフのユニフォームを"Plant-First(植物由来)"素材で統一し、ピエクレックス社が構築する循環スキーム「P-FACTS(ピーファクツ)」に基づき、「着用→回収→堆肥化→資源循環」までを見据えた実証を、来場者が"見える体験"として展開する。

同プロジェクトは、ユニフォームを循環インフラとして機能させる社会実験であり、GREEN×EXPO 2027の会期中には回収率や再資源化率を公開・更新する。暑熱下での着心地や乾燥時間、通気性などの機能面も検証し、得られた結果をもとに他イベントへの横展開と標準化を目指す。

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