伝統のやぐら干したくあんがグッドデザイン賞受賞 産直で地域貢献するパルシステムの挑戦

(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2025年10月17日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

パルシステム生活協同組合連合会のオリジナル商品「伝統のやぐら干し・産直大根ぬか漬けたくあん」が、2025年度グッドデザイン賞を受賞した。同商品は、その利用を通じて生産地域の活性化に貢献するしくみが評価された。

伝統のやぐら干し
伝統のやぐら干し

やぐら干したくあんは、宮崎県の産地「宮崎てげうめぇ会」限定の産直大根を巨大な「やぐら」で天日干しし、3か月以上熟成発酵させたもの。これまで廃棄されていた産地限定の柿皮も活用している。原料の大根を一本一本やぐらにかけて冬の寒風にさらし、自然乾燥させる伝統的な製法を守り続けており、漬け込みには、米ぬかと天日塩、とうがらしを中心に、シンプルな原材料を使用している。

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