伊藤忠商事とCreww、食ビジネスで連携 試される商社の力

伊藤忠商事の農業・食料関連ビジネスを担う食料カンパニーが、Crewwと共同でアクセラレータープログラムを開始した。オープンイノベーションにより、生産・加工から流通・小売・消費までのバリューチェーンを革新する。ベンチャーにとっての魅力は、商社の持つ巨大なネットワークと蓄積したノウハウだ。

岡 徹 伊藤忠商事 食料カンパニー 食料経営企画部次世代バリューチェーン推進室長(左)、葛西裕之 同室 オープンイノベーション統括責任者

事業会社が、スタートアップ企業に、自社の経営資源とメンタリングを提供し、新規事業の立ち上げにつなげる「アクセラレーター」と呼ばれるイベント。実施企業は年々増加しており、アクセラレータープログラムは、社外とのオープンイノベーションを目指す企業の選択肢の1つとして、既に定着しているといえる。

2018年7月に、このようなアクセラレータープログラムを立ち上げたのが、伊藤忠商事だ。事業会社とスタートアップの為にオープンイノベーションのプラットフォームを提供しているCreww(東京都目黒区)と、伊藤忠商事食料カンパニーが共同で「伊藤忠商事アクセラレーター2018」を開始した。ビジネスプランの募集は7月20日で締め切り、協業先候補として選ばれた企業との実証実験は10月半ばから実施し、結果は2019年1月18日のイベントで発表される予定。

2018年7月9日には、同プログラム応募のための説明会を、Crewwの運営するコミュニティスペースdock-Toranomonで開催した。様々なスタートアップから参加者が集まり、プログラムの狙いを聞いたのち、伊藤忠食料カンパニーと関連企業が手掛ける様々な食材、料理やスパークリングワインを片手に、活発な情報交換が行われた。

プログラムの開始説明会は、Crewwの運営する起業コミュニティdock- Toranomonで開催された。参加企業はAI、VR、セキュリティなどのテック系ベンチャー、地域産品の拡販を目指す会社、シェアリングエコノミー企業など、業種・規模ともに様々

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