2018年9月号
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地域特集 熊本県

熊本地震が変えた起業環境 熊本からベンチャーが生まれる理由

林 信吾(株式会社E 代表取締役、くまもと未来ネット 代表理事)

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2016年に発生した熊本地震は、地域に深刻な人的・物的被害をもたらした。一方で、地震を契機に多数のビジネスが誕生し、地域に新しい活力を生んでいる。いかに熊本に「ビジネスを生む土壌」が醸成されたのか。

熊本市の保育園レストラン「SAKURAKI no ie」。復興支援を通してママたちの“困った”に応え、コミュニティを形成した

九州は台風の多い地域であり、数年おきに被害を被ってきた。しかし、その復旧は自己責任が原則で、被害を嘆くことはあっても、誰かに助けを求めることはなかった。この遠慮こそが、地域ビジネス創出の弊害だった。

不幸中の幸いにも、その状況を一変させたのが熊本地震である。

地震発災後、SNS上には「○○小学校の避難所で食料が足りていません!助けて!」など、“どこ”で“だれ”が“何に困っているのか”を当事者や当事者と近しい人たちが発信した情報が溢れた。また、被災者は建物の損傷等には国の支援策が受けられることを知った。

この経験が「困っていることを伝えること」と、「支援を受けること」へのハードルを下げた。これが復興ビジネスを生む土壌を作っていった。

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