日本郵政とサムライインキュベート 物流改善をスタートアップと

明治時代以来の歴史を持つ日本郵政が、初めての取り組みとして実施したベンチャー企業との連携プログラムが、成果発表会を開いた。開始から数カ月の準備期間を経て、街なかでの実装を始めている。150年の歴史で蓄積した有形無形の経営資源を、新ビジネスのスタートに生かす。

成果発表会開始のあいさつをする日本郵政の横山邦男社長

日本郵便とサムライインキュベートは、2018年2月1日、オープンイノベーションプログラム「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」の成果発表会を、東京駅前のJPタワーで開催した。

日本郵便が、外部のベンチャー企業と協力して自社の課題解決に当たるプログラムを実施するのは今回が初めて。サムライインキュベートと共同で、2017年11月に105社の応募の中から4社を採択し、提案プログラムの実現を進めていた。成果発表会では、プログラムに選ばれたDrone FutureAviation(東京都渋谷区)、オプティマインド(名古屋市)、ecbo(東京都渋谷区)、MAMORIO(東京都千代田区)の4社が、その成果について発表するとともに、「POST LOGITECH INNOVATION AWARD」を決定。表彰式を実施した。

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