宮崎県河野知事 手ぶらで帰さない「スポーツ王国」

口蹄疫、新燃岳噴火などの災害への対応からスタートした河野県政。復興の一期目から新たな成長・発展への二期目へと舵を切り、文化・スポーツを起点とした地域づくりへ力を注ぐ河野俊嗣知事に話を聞いた。

河野 俊嗣(宮崎県知事)

ーーー宮崎県はスポーツのキャンプ地としての地位を確立されています。

宮崎県は、温暖な気候、スポーツ施設、蓄積したノウハウを生かして、プロのみならずアマチュアも含めて多くのスポーツキャンプ、合宿を受け入れています。キャンプ、合宿受入数は、熊本地震の影響等もありましたが全体としては伸びており、地域産業、観光の活性化に結びついています。経済波及効果も現れていますが、まだまだ伸びしろはあります。

宮崎県は温暖な気候、スポーツ施設、蓄積したノウハウを生かし、プロ野球やサッカーをはじめとした多種多様なスポーツキャンプ、合宿を受け入れている。また、近年ではオリンピックの正式種目となるサーフィンの拠点としても注目を集めている。

宮崎の特徴として、プロ野球やサッカーといったメジャーなスポーツはもちろん、多種多様なスポーツが集まっています。去年は陸上短距離の日本代表チームが合宿を行い、その後、世界陸上でのメダル獲得、桐生選手が100mで10秒の壁を切るという良いニュースがありました。宮崎で合宿をしたチームが結果を出していることはとても喜ばしいことです。

私たちも"手ぶらで帰さない宮崎"ということをアピールしています。日本一となったソフトバンクホークスや広島東洋カープ、箱根駅伝四連覇を果たした青山学院大学、世界新記録やメダル獲得で活躍したスピードスケートの日本代表も合宿地としていただいています。

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