アーティストが続々移住 造船の街・北加賀屋を変えた不動産会社

造船で栄えた大阪・北加賀屋が今、若者の集うアートのまちへ生まれ変わりつつある。仕掛けたのは、不動産業でこの地に100年の歴史を持つ千島土地。アーティストによる空き家再生など、ユニークな手法でまちに活気を取り戻している。

アーティストやクリエイターが協力し、古い社宅跡を一般向けの賃貸住宅としてリノベーションした『APartMENT』

『 クリエイティブセンター大阪(CCO)』でのアートイベント

アーティストによる空き家再生事例。手作りメガネ&アクセサリーのショップ『隠れ屋1632秘密基地』

造船のまちから、アートのまちへ

大阪湾に近い木津川が流れる北加賀屋は、かつて造船のまちとして栄えてきた。同地区のほぼ半分、約23万m2の土地を有する千島土地は、大正時代から高度経済成長期にかけ、造船所やその関連工場へ土地を賃貸してきた。しかし、船舶の大型化や産業構造の変化に伴う造船所の移転で土地の返還が進んだ。特に1988年に返還された名村造船所大阪工場跡地は、約42,000m2の敷地に工場や事務所が建つ。

北村智子 千島土地地域創生・社会貢献事業部長

千島土地、地域創生・社会貢献事業部の北村智子部長は、「造船工場は原状回復にかなりの資金がかかります。当時はバブル時期でもあり、土地が返ってくるなら上物付でもかまわないと、建物付の状態で返還してもらったのです」と話す。

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