2017年10月号
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地域×デザイン まちを編みなおすプロジェクト

築100年超の町家を改修、クリエイターをつなげるハブに

鈴木 紗栄(日本デザイン振興会)

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岩手県盛岡市で、築100年超の町家を改修して誕生した複合施設「十三日(トミカ)」。飲食物販店とともに、クリエイターの集まるシェアオフィスを整備しており、東北地方のみならず全国のクリエイターをつなげるハブとして成長を目指す。

「十三日(トミカ)」は盛岡駅から車で7分ほどの場所にある肴町に2017年4月オープン。旧町名の愛称から名前をとった。 本稿写真提供:Hiroshi Takaoka

岩手県盛岡市は、戦時中に空襲などの大きな被害を受けなかったため、市内各所に風情ある街並みが残る。築100年以上という古い町家をリノベーションした小型複合商業施設「十三日(トミカ)」がある肴町も、とりわけ古き良き時代の香りが残る商店街だ。場所の名前は、肴町の旧地名「十三日町」の愛称に由来している。

「トミカ」を立ち上げた主体は、盛岡でエリアリノベーションによるまちづくりを目指して結成された株式会社モリノバ。WEBデザイナー、クリエイティブディレクター、不動産コンサルタント、インテリアコーディネーターなど、盛岡でデザインに携わる多様なプロフェッショナル5名により構成されている。

自分たちの住む盛岡という町が好きで、もっと面白くしていきたいという想いの一致したメンバーが集まって起業した。

モリノバメンバーのひとりであるクリエイティブディレクターの金谷克己氏は、「盛岡にはこれまでクリエイターの集まるコワーキングスペースがありませんでした。仕事や考えをシェアできる環境を作りたかったんです」と施設開発の狙いを語る。

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